キーボード

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キーボード(英: Keyboard)は、コンピュータへの入力機器の一つであり、手指でキーを押すことでコンピュータへ文字信号などを送信するもの。様々なソフトウェア上で文字入力を基本とした機器であるが、コンピュータ (OS) の操作全般にも用いられる。

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概要

ここではメカニカルキーボードについて取り上げていきたい。

押した感覚の部類

スイッチを押す時の感覚が3種類ある。

リニア(Linear)

特に特徴のなくまっすぐ押す感覚なのがリニアスイッチだ。

特徴がないとメカニカルじゃないだろうと思うかもしれないが、メンブレンではたぶん出せない感覚だと思う。

また黒軸など重くなると、重さの癖がいい感じになる。

タクタイル(Tactile)

押す際にバンプと呼ばれるちょっと重い感じがある

クリッキー(Clicky)

タクタイルにクリック感のある音を付け足した感じ

サイズ/形状

様々なサイズのキーボードが存在する。

ここでは主流のサイズを紹介する。

100%/フルキーボード

Majestouch2.jpg

Filco Majestouch 2

通常のサイズのキーボードだ。

80%/TKL(テンキーレス)

CM Novatouch.jpg

CM Storm NovaTouch

テンキーを省いたサイズ。

60%

Vortex RGB Pok3r.jpg

Vortex POK3R RGB

ファンクションキーなどを省き、コンパクトさを重視したサイズ。

大体の場合Fnキーを使ってファンクションキーを代用することができる。

様々な配置が存在するが、Pokerが60%の標準レイアウトと言われている。

ErgoDox

ErgoDozEZ.jpg

ErgoDox EZ

人間工学に基づきデザインされているプログラマー向けのキーボード。

様々な軸

様々な種類のスイッチがある

Cherry MX

MX1A-Exxx blau Persp-900x900.jpg
Cherry http://cherryamericas.com/

十字のステムが特徴的な軸。

おそらくメカニカルキーボードで最も使われている軸である。その為、様々な中華クローンなどが存在している。

MX軸集
名前 部類 重さ
MX Red リニア 45g
MX Brown タクタイル 45g
MX Blue クリッキー 50g
MX Black リニア 60g
MX Green クリッキー 70g
透明(白) MX Clear タクタイル 55-65g
MX White クリッキー 80g
グレー MX Grey(Linear) リニア 80g
グレー MX Grey(Tactile) タクタイル 80g
シルバー MX Speed Silver リニア 45g
MX Silent Black リニア 60g
ピンク MX Silent Red リニア 45g
MX Nature White リニア 55-65g

中に様々な色の種類があり、赤や黒(リニア)、茶(タクタイル)、青(クリッキー)が主流である。その他にもマイナーな白、緑(クリッキー)やクリアー(タクタイル、白とも呼ばれる)、グレー(タクタイルとリニアがある)など、様々な種類の軸を作っている。

ゲーマー向けのマーケティングとしては赤軸を進められ、メカニカルの入門としては茶軸や青軸を勧められる。

2017年3月頃から型と材料を変え、昔のようにスムーズになったらしい。(銀軸や静音軸はおそらく新しい型)

クローン

単価が安いため、安いメカニカルキーボードにはこれのクローンスイッチが使われることが多い。

Mxswitch comp.jpg

Gateron

Gateron switch.png

単価が安く、とてもスムーズな為Cherry MXよりも質がいいと評判が高いスイッチ。

また独自の黄色と白軸(リニア)がある。

しかしとても安いキーボードではあまり利用されていない。大抵自作などで見られることが多い。

Zealio.jpg

またZealioという特注のタクタイルスイッチがある。Gateronのスムーズさを生かし、Cherry MX Clear並みのタクタイルを持ったスイッチだ。

しかし単価がCherry MXより高い。紫色のステムが特徴。

Kailh

Kailh.jpg

中華キーボードでよく見かけられるスイッチ。評判は普通、又は微妙である。

Razerの緑軸を作っていたことがある。

Kaihua Kailh Speed.png

しかし、最近はGateronに負けぬべくと(適当)Kailh Speed Switchなる物を作ったらしい。

金、ブロンズ(クリッキー)、シルバー(リニア)、銅(タクタイル)軸が存在する。どれも50gのばねを使用している。

またクリッキーな軸は従来とは違いバーがカチッとなるため音がとても良い。

Kailh box.jpg

そしてKailh Box Switchesというスイッチも作った。

水やほこりなどから守る為のカバー見たいな物がついている。

最近Kailhは頑張っているためこれスムーズらしい。

ちなみに白がMXでの青軸に相当する。

Kailh Low Profile Switch

Kailh Low Profile.jpg
Kailh http://www.kailh.com/

Cherry MLのクローンとされるスイッチ。

MXのように赤、青、茶、黒軸がある。MXとはプレートマウントの足の部分の形状が違う為互換性はないと思われる(?)。

青軸は最近のKailhが行っているクリックバーを利用しているため、気持ちのいいクリック音がする。

Kailhのこのスイッチで薄型メカニカルなる物が多くなってきた。

Havit HV-KB390L.jpg

Havit HV-KB390L

Alps

Whitealps.jpg
Alps http://www.alps.com/j/index.html

日本の会社が作ったスイッチである。しかし昔の軸の為、今では手に入れるのが難しい。

Matias switchというものが同じ形状のクローンだといえる。

一部の愛好家に人気のスイッチである。

東プレ(Topre)

TopreSwitch.jpg
東プレ http://www.topre.co.jp/

Photo elec keyboards realforce108ubk s.jpg

東プレ リアルフォース

これも日本の会社が作っているものである。静電容量無接点方式という独自の方式を採用している。分類はタクタイルだ。

真ん中に穴が開いているのが特徴的なステムだ。

キーボードスイッチでは高価であり、またこのスイッチを搭載しているキーボードは数少ない(Realforce、HHKB、Leopold FC660C/FC980C、CM Novatouchなど)。

しかし、中華クローンにより安価で似た構造のキーボードを手に入れることが可能だ(Plum)。

とても評判がよく、人気のスイッチだ。音ゲーはやりにくいらしい


この他にもIBM Model Mで利用されているバックスプリング方式があるが、とても古く一部のコレクターに収集されて高いレトロキーボードとなっている。

運よくオフィスなどから引っ張りだし入手できる場合がある。

クレープ屋推奨キーボード

Corsair K シリーズ

Corsair K70
CGK70RGB 06 B.png
http://www.corsair.com/ja-jp/gaming-keyboards

Corsairは他のメーカーと違いZF Electronics(Cherry)と独自技術開発の契約を結んでいる。

そのため、新しい技術をいち早く採用しておりタイプ感や見た目などが非常に良く評判が高い。

日本語配列も含む様々な配列のモデルがあり、テンキーレス、テンキー付き、マクロキー付きモデルまで用意されている。

STRAFEというシリーズもあるがこちらはキーの周りに縁取りがありKシリーズに比べて掃除がしにくい。





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Century BLACKシリーズ

BLACK PAWN
Ck-67cmb g2.jpg
http://www.century.co.jp/products/special/black_pawn/

Cherry MXの様々な軸のモデルが用意されている。

BLACK PAWNでは四つの軸を一つのキーボードに搭載して一度に比較できるモデルが発売され話題を呼んだ。 [1]

日本語配列なのにキーに日本語が使われていなくてかっこいい。半角/全角はE/Jという表記になっていたり、

CapsLockやTabなどは文字が省略されて記号だけになっているので見た目が落ち着いている。

基本的には青色LEDのみが搭載されているが、一部のモデルでは2色のLEDが搭載されていて2色の輝度を少しづつ変えながら楽しむことができる。[2]



XD60/64

XD60/64
XD60.jpg
https://ja.aliexpress.com/store/product/.../3034003_32814945677.html

完成済みのキーボードではなく、いわゆる自作キット、またはPCB(基盤)単体の商品だ。

基本的な60%のレイアウトから矢印キーを詰め込んだ変態レイアウトまで作ることができる。

裏側にRGB SMD LEDがついており、いわゆるRGB Underglowといわれる雰囲気を出す光を出すことができる。

プログラムすることができるので自分の好きなレイアウトにすることができる。

PCBを単体で購入した場合はケース、軸、プレートなどが必要になる。自作のガイドについてはいつか書くかもしれない。



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タイピング練習

寿司打

毎日パソコンコンクール

10FastFingers

情報サイト

英語

キーボードに関する雑談中心。質問に答えてくれる優男が多いので情報収集になる。

日本語

ガチのキーボードオタクたちが書き残したヴィンテージキーボード中心のレビューブログ。2015年頃から更新停滞。

ナウい海外キーボード・カスタムキーボード中心の個人ブログ。

購入ガイド

国内

まず実店舗で触るのがいいだろう。

ヨドバシカメラやビックカメラなど、大きな家電量販店では一定のキーボードを扱っているので主要な軸を試すことが可能だ。

また、ヨドバシカメラではネットで展示の有無を確認できる。

秋葉原

秋葉原ならさまざまなPCショップがあり、そこでは様々なキーボードを扱っている。

  • つくも
  • ソフマップ
  • Ark

など…

難波

難波のオタロード付近。

秋葉原よりは規模が小さいがある程度名の知れたキーボードなら試せるだろう。

  • パソコン工房
  • ドスパラ

など…

仙台

  • ヨドバシカメラ マルチメディア仙台
  • ドスパラ 仙台店

以上はRealforceの取扱店舗。仙台市ではPC専門店の萎縮が止まらないので、思い切って通販を使うほうがいいかもしれない。


山梨

  • ドスパラ 甲府店
  • パソコン工房 甲府店

2010年台に入ってもなおゲーミングデバイス関連の商品が乏しかった。
2015年にドスパラが開店したことにより充実が期待されたがそんなことは無かった。

ドスパラが入っているココリ甲府店はオタクショップが充実しているため、よほど暇だったら行くと良い。

通販

ある程度の知識があるなら通販で直接買ってしまうのが手っ取り早い。

  • Amazon.co.jp
  • 上記のPCショップの通販サイト

海外通販

大体はここで手に入る。

Aliexpressは有名な中華製品の市場です。中華メカニカルキーボードの宝庫


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