キーボード

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キーボード(英: Keyboard)は、コンピュータへの入力機器の一つであり、手指でキーを押すことでコンピュータへ文字信号などを送信するもの。様々なソフトウェア上で文字入力を基本とした機器であるが、コンピュータ (OS) の操作全般にも用いられる。

概要

ここではメカニカルキーボードについて取り上げていきたい。

押した感覚の部類

リニア(Linear)

タクタイル(Tactile)

クリッキー(Clicky)

様々な軸

メカニカルキーボードは現在、大きく分けて4種類程のスイッチによって動いている。

Cherry MX

MX1A-Exxx blau Persp-900x900.jpg
Cherry http://cherryamericas.com/

十字のステムが特徴的な軸。

おそらくメカニカルキーボードで最も使われている軸である。その為、様々な中華クローンなどが存在している。

中に様々な色の種類があり、赤や黒(リニア)、茶(タクタイル)、青(クリッキー)が主流である。その他にもマイナーな白、緑(クリッキー)やクリアー(タクタイル、白とも呼ばれる)、グレー(タクタイルとリニアがある)など、様々な種類の軸を作っている。

ゲーマー向けのマーケティングとしては赤軸を進められ、メカニカルの入門としては茶軸や青軸を勧められる。

クローン

単価が安いため、安いメカニカルキーボードにはこれのクローンスイッチが使われることが多い。

Mxswitch comp.jpg

Gateron

Gateron switch.png

単価が安く、とてもスムーズな為Cherry MXよりも質がいいと評判が高いスイッチ。

また独自の黄色と白軸(リニア)がある。

しかしとても安いキーボードではあまり利用されていない。大抵自作などで見られることが多い。

Zealio.jpg

またZealioという特注のタクタイルスイッチがある。Gateronのスムーズさを生かし、Cherry MX Clear並みのタクタイルを持ったスイッチだ。

しかし単価がCherry MXより高い。紫色のステムが特徴。

Kailh

Kailh.jpg

中華キーボードでよく見かけられるスイッチ。評判は普通、又は微妙である。

Razerの緑軸を作っていたことがある。

Alps

Whitealps.jpg
Alps http://www.alps.com/j/index.html

日本の会社が作ったスイッチである。しかし昔の軸の為、今では手に入れるのが難しい。

Matias switchというものが同じ形状のクローンだといえる。

一部の愛好家に人気のスイッチである。

東プレ(Topre)

TopreSwitch.jpg
東プレ http://www.topre.co.jp/

Photo elec keyboards realforce108ubk s.jpg

東プレ リアルフォース

これも日本の会社が作っているものである。静電容量無接点方式という独自の方式を採用している。分類はタクタイルだ。

真ん中に穴が開いているのが特徴的なステムだ。

キーボードスイッチでは高価であり、またこのスイッチを搭載しているキーボードは数少ない(Realforce、HHKB、Leopold FC660C、CM Novatouchなど)。

しかし、中華クローンにより安価で似た構造のキーボードを手に入れることが可能だ(Plum)。

とても評判がよく、人気のスイッチだ。


この他にもIBM Model Mで利用されているバックスプリング方式があるが、とても古く一部のコレクターに収集されて高いレトロキーボードとなっている。

運よくオフィスなどから引っ張りだし入手できる場合がある。

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