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2017年3月21日 (火) 17:48時点における版
キーボード(英: Keyboard)は、コンピュータへの入力機器の一つであり、手指でキーを押すことでコンピュータへ文字信号などを送信するもの。様々なソフトウェア上で文字入力を基本とした機器であるが、コンピュータ (OS) の操作全般にも用いられる。
概要
ここではメカニカルキーボードについて取り上げていきたい。
押した感覚の部類
リニア(Linear)
タクタイル(Tactile)
クリッキー(Clicky)
様々な軸
メカニカルキーボードは現在、大きく分けて4種類程のスイッチによって動いている。
Cherry MX
Cherry | http://cherryamericas.com/ |
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十字のステムが特徴的な軸。
おそらくメカニカルキーボードで最も使われている軸である。その為、様々な中華クローンなどが存在している。
中に様々な色の種類があり、赤や黒(リニア)、茶(タクタイル)、青(クリッキー)が主流である。その他にもマイナーな白、緑(クリッキー)やクリアー(タクタイル、白とも呼ばれる)、グレー(タクタイルとリニアがある)など、様々な種類の軸を作っている。
ゲーマー向けのマーケティングとしては赤軸を進められ、メカニカルの入門としては茶軸や青軸を勧められる。
クローン
単価が安いため、安いメカニカルキーボードにはこれのクローンスイッチが使われることが多い。
Gateron
単価が安く、とてもスムーズな為Cherry MXよりも質がいいと評判が高いスイッチ。
また独自の黄色と白軸(リニア)がある。
しかしとても安いキーボードではあまり利用されていない。大抵自作などで見られることが多い。
またZealioという特注のタクタイルスイッチがある。Gateronのスムーズさを生かし、Cherry MX Clear並みのタクタイルを持ったスイッチだ。
しかし単価がCherry MXより高い。紫色のステムが特徴。
Kailh
中華キーボードでよく見かけられるスイッチ。評判は普通、又は微妙である。
Razerの緑軸を作っていたことがある。
Alps
Alps | http://www.alps.com/j/index.html |
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日本の会社が作ったスイッチである。しかし昔の軸の為、今では手に入れるのが難しい。
Matias switchというものが同じ形状のクローンだといえる。
一部の愛好家に人気のスイッチである。
東プレ(Topre)
東プレ | http://www.topre.co.jp/ |
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—東プレ リアルフォース
これも日本の会社が作っているものである。静電容量無接点方式という独自の方式を採用している。分類はタクタイルだ。
真ん中に穴が開いているのが特徴的なステムだ。
キーボードスイッチでは高価であり、またこのスイッチを搭載しているキーボードは数少ない(Realforce、HHKB、Leopold FC660C、CM Novatouchなど)。
しかし、中華クローンにより安価で似た構造のキーボードを手に入れることが可能だ(Plum)。
とても評判がよく、人気のスイッチだ。
この他にもIBM Model Mで利用されているバックスプリング方式があるが、とても古く一部のコレクターに収集されて高いレトロキーボードとなっている。
運よくオフィスなどから引っ張りだし入手できる場合がある。